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認定医など
2019.12.12
広報誌「あじさいの音」Vol.8 発行しました
2019.12.01
【循環器科】1/16(木)品川先生はお休みです
2019.11.29
11月の食事メニューです。
2019.10.24
【皮膚科】11/29(金)休診します
2019.10.24
【循環器科】11/7(木)品川先生はお休みです
2019.10.23
【外科】11/22(金)午後休診です
2019.10.21
【眼科】12/6(金)は休診です
ご挨拶

水清ければ、の次に続く言葉は?“ 月宿る” 派ですか、“ 魚棲まず” 派ですか?たとえ一つをとっても、世の中には色々な見方、考え方があるようです。

今年9月のある日の、当院の入院の状況をみますと、平均年齢は、79.9歳、85歳以上が47%、その男女比は、男性1に対し女性3でした。治療の対象者が高齢であれば、本来の病気が何であれ、認知症との関りが増え、身体的リハビリテーションの必要性も増してくる事が十分想像できると思います。病院での生活は、医師、看護師、検査に関わる多種の技師、リハビリテーションに関わるPT、OT、ST など、治療目的に対するチーム医療の必要性から、多くの人員が患者さんの周囲を取り巻く形を取っています。更にスタッフ自身、接する場合は特に丁寧に、注意深く対応する事を心がけています。が、しかしこれは別の見方をすれば、認知症の人にとっては、見知らぬ他人が、望まない事を強要しているかのように感じるかもしれません。

認知症の主体をなすものは、①記憶障害②時間・場所の観念が失われる見当識障害③計算力障害④運動器・感覚器には異常がない脳機能障害である失語・失行・失認⑤理解力・判断力の障害⑥人格障害です。やはり環境が変わることは、良くない影響を与えます。よく知っている人がそばにいる事が重要です。好きでもない目的のために我慢することや、努力する事は苦手です。そういう事ですから今、病院という特殊環境下で、入院=高齢者のリハビリテーションをやり遂げる事自体がとても難しいことになっています。

最近、認知症の予防のためのリハビリテーションについては、少しずつ成果が上がってきていますが、先に述べた、認知症の人のリハビリテーションに対する科学的なアプローチは、古くて実際的な課題であるにもかかわらず不十分な印象です。ある意欲的な文献の書き出しは、認知症はリハビリテーションに向かないといわれているが、、、云々、でした。

入院中の高齢者のリハビリテーションにかかわる問題は、その後の退院時には独居などの住居環境であったり、介護困難などの社会的要因につながる事も多い現状です。これらの解決に向けても、十分とは言えませんが当院のスタッフや地域連携室は、様々な場面で日々奮闘しているところです。



医療法人昭和会 長崎あじさい病院
院長 佐々木 誠