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外科

外科よりメッセージ

外科

佐々木(院長)・入江・井手の三人で外来を、入江・井手の二人が外科入院患者を受け持ち、診察・検査・治療・手術は全員で討議のうえ行っています。消化器内科の患者さんも消化器内科医と協力しながら診療しております。検査では上部消化管内視鏡・エコーの約半数、下部消化管内視鏡の一部、大腸EMRを外科が担当しております。近年の検査実績は、およそ、上部消化管内視鏡1500例、大腸内視鏡850例、エコー(腹部+乳腺+甲状腺+その他)1800例であり、外科は検査でも貢献しています。火曜・水曜の午後が外科の手術日で待機手術を行い、必要時は随時緊急手術にも対応しております。外科医が3名で、通常の全麻手術には対応可能です。


消化管では胃がん、大腸がん、肝・胆・膵では黄疸、胆石、胆のうがん、などの外科処置、手術(胆石は、腹腔鏡下手術)と抗がん剤等による外来化学療法。マンモグラフィーやエコーや針生検による乳腺の診断及び手術と抗がん剤治療、甲状腺の手術。痔核、痔ろう、脱肛の手術のほか、UHSメッシュによるソケイヘルニア手術を行っています。外科3名は何れも外科専門医であり、内1名は消化器外科専門医です。


物療室
物療室
低周波治療器、介達けん引(腰・首)、ウォーターベッド、マイクロ波の機械を設置しており、患者様の症状に合わせて治療を行っています。
エコー室
エコー室
胸部、腹部を検査します。エコーガイド下の針生検もエコー室で行います。なお、乳腺エコーの時は看護師あるいは看護助手が同席します。


内視鏡室
内視鏡室
胃カメラ・大腸カメラの検査も行っており、市の検診・原爆検診も出来ますので、ぜひ年1回の診察をおすすめします。
手術風景
手術室
全身麻酔、腰椎麻酔、局所麻酔の各種手術を行っています。


手術法

内視鏡下インターベンション
 胃ポリープ・粘膜切除術(EMR)
 結腸ポリープ・粘膜切除術(EMR)
 経皮的内視鏡下胃瘻造設術(PEG)
 内視鏡的胆道ステント留置術

超音波下インターベンション
 経皮経肝胆管ドレナージ(PTBD)
 経皮的胆嚢ドレナージ
 経皮肝膿瘍ドレナージ
 経皮経肝胆管ステント留置術

ソケイヘルニア根治術(Bilayer mesh-UHS)

胃切除術

小腸切除術

虫垂切除術

結腸切除術

直腸切除・切断術

人工肛門造設術、閉鎖術

肛門疾患手術
 痔核手術
 脱肛根治手術
 痔瘻根治手術
 裂肛根治手術
 肛門狭窄形成手術

直腸脱手術(Delorme法など)

胆嚢結石に対する手術  腹腔鏡下胆嚢摘出術
 開腹胆嚢摘出術

胆管結石に対する胆管切開切石術(RTBDチューブによる新術式)

肝切除術

腹腔鏡下腸管癒着剥離術

甲状腺悪性腫瘍手術

乳腺悪性腫瘍手術
 乳房切除術
 乳房部分切除術(乳房温存術)



医療内容

診療科目 主な対象疾患群 主な症状
外科
外傷、熱傷
皮膚炎 痒み、発赤、湿疹など
皮膚、爪真菌 痒み、水泡、爪白濁など
皮膚、皮下組織感染 発赤、腫れ、痛み、熱感など
皮膚、皮下組織良性腫瘍 腫瘤、感染による発赤、腫れなど
ソケイヘルニア、腹壁瘢痕ヘルニア ソケイ部の膨隆など
甲状腺疾患 (悪性腫瘍、甲状腺機能亢進症、 機能低下症) 前頚部の腫瘤など
乳腺疾患(炎症、良性腫瘍、悪性腫瘍) 乳腺の痛み、しこり、乳頭からの異常分泌物など
下肢慢性動脈閉塞症 歩行時の痛み、しびれ、足指の変色など
骨折、捻挫
慢性関節疾患(慢性関節リウマチ 変形性関節症)
関節の痛み、関節液貯留による腫れなど
慢性脊椎疾患(頚椎症、腰椎症、腰椎分離 辷り症、脊椎管狭窄症)
頚部、腰部の痛み、手足のしびれ、長距離歩行困難など
消化器科 上部消化管疾患
食道、胃、十二指腸、小腸(炎症、潰瘍、悪性腫瘍)
腹痛、胸痛、嘔吐、吐血、下血、つかえ感、食欲不振、体重減少など
下部消化管疾患
大腸、直腸(炎症、潰瘍、 憩室症、ポリープ、悪性腫瘍)
腹痛、嘔吐、発熱、下血、下痢、便秘、食欲不振、 体重減少など
肝臓疾患(肝炎、肝硬変、肝癌) 倦怠感、黄疸、発熱、食欲不振、むくみ、腹部膨満
胆道疾患(結石症、炎症、悪性腫瘍) 腹痛、黄疸、発熱、食欲不振、体重減少など
膵臓、脾臓疾患(炎症、悪性腫瘍、特発性血小板減少性紫斑病) 腹痛、黄疸、発熱、食欲不振、下痢、体重減少など
肛門科 痔核 痛み、腫れ、排便時の出血など
裂肛 排便時の痛みなど
痔瘻、肛門周囲膿瘍 痛み、発熱、分泌物による下着の汚れなど
直腸脱 排便時の粘膜脱出、出血など

医療情報

胆石症に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術

安全な手術を行うためには、(A)胆石についての検査と(B)全身麻酔のための検査が必要です。検査前日の22:00以降、飲食せずに受診できれば検査の流れがスムースです。

外来検査 初診日 (B) 診察、採血、胸腹部X線撮影および
(A) 超音波検査、腹部CT
DICを予約する。かかる時間は約1時間。
検査予約日 (A) DIC(造影剤点滴による胆嚢造影) 
手術の予定日を決める。約2時間。
入院 手術3~前日(B)心電図、呼吸機能検査、腎機能検査
手術 全身麻酔、手術翌日から食事できます。
退院 手術7日後(より早期退院も可能です) 
外来 退院7日後に診察、採血し、問題がなければ終了。
過去に、約450例の腹腔鏡下胆嚢摘出術を行っていますが、胆管損傷例はありません。超音波検査、腹部CT、DICを必ず行うことが大切です。


成人のソケイヘルニア

腰椎麻酔(ヘソから下を麻酔、意識あり)で、Bi-layer mesh(UHS)を用い、ソケイ部につっぱり感のない方法で行っています。

外来検査 初診日 診察、採血
手術の予定日を決める。 かかる時間は約1時間。
入院 手術前日 心電図、胸腹部X線撮影
手術 腰椎麻酔、手術翌日から歩けます。
退院 手術7日後(より早期退院も可能です)
外来 退院7日後に診察、問題がなければ終了。
メッシュプラグ法のさらに進化型といえる、このBi-layer meshによる手術がよいと思います。


御存じですか? 胆石症について

Q-1 胆石症とはどんな病気でしょうか?

肝臓で作られる消化液の1種で、黄色く、粘っこく、苦味のある胆汁の通り道を、総称して胆道といいますが、肝臓内から胆管として始まり、途中、胆嚢という貯蔵庫を経て、総胆管から十二指腸に至ります。この胆道に、コレステロールやビリルビンカルシウムなどを主成分とする結石ができた状態を胆石症と総称しています。ですから、結石のできる場所で、胆嚢にあれば胆嚢結石症、胆管にあれば総胆管結石症、肝内胆管にあれば、肝内結石症というわけです。胆石症の大部分を占める胆嚢結石症では、男性より女性が2倍以上多く、50-60歳台で診断されることが多い、肥満は、胆石の危険因子とされています。胆石の成分でもあるコレステロールに関して、高コレステロール血症も原因の1つとされています。日本では、九州は、胆石症の比較的多い地域であり、そのなかで長崎は、肝内結石症の多い地域の1つです。


Q-2 どのような症状がありますか?

胆嚢結石症は急性胆嚢炎の、総胆管結石症は急性胆管炎の原因であり、激しい症状を起こします。急性胆嚢炎は、みぞおちからやや右側の痛み、発熱、吐き気、嘔吐、急性胆管炎は、発熱、上腹部の痛み、黄疸(皮膚、または目の白い結膜が黄色くなる)が特徴です。発熱と痛みなど、このような症状があれば、ただちに医療機関にかかる必要があります。胆嚢結石症の約半数が、無症状とされていますが、年間その1~2%から、急性胆嚢炎が発症し、日頃から、軽い症状のある場合は、1~3%に発症するようです。
  無症状の胆嚢結石の場合
は、一度、腹部超音波検査、CT検査などの画像診断を受け、胆石の状態と胆嚢癌が無いことを確認する必要があります。その後、積極的治療をせずに経過観察する場合も、最低、年に一回程度の腹部超音波検査は、毎年継続する事が必要です。


Q-3 その症状を放っておくとどうなりますか?併発してくる病変は?

そのまま、放置しますと、急性胆嚢炎では、黄疸の出現、胆汁性腹膜炎、胆嚢周囲膿瘍、肝膿瘍、壊疽性胆嚢炎などの、重症な状態となり、緊急手術での救命が必要な事態になることがあります。急性胆管炎では、血圧が低下し、ショック状態となり、意識障害を生じると、腎不全、呼吸不全を併発し、ICUによる集中治療が必要となる極めて悪い状態になります。また、急性膵炎の併発も治療困難な状態の1つです。放置は、禁物です。


Q-4 どのように治療をするのですか?また、予防法はありますか?

医療機関では、まず、急性胆嚢炎、急性胆管炎の診断と初期治療を並行しながら、重症度を判定します。初期治療は、絶食のうえ、十分な輸液(いわゆる点滴)、抗菌剤の投与を行います。重症を示す症状の有無、採血による肝・胆道系酵素値や、白血球数などの炎症所見、腹部超音波検査、CT検査、MR検査などの画像所見により、中等症以上と判断した場合は、緊急処置が必要です。急性胆嚢炎では、胆嚢摘出術または胆嚢ドレナージ(胆嚢内の感染胆汁を胆嚢外に排出すること)、急性胆管炎では、胆道ドレナージがその緊急処置です。最近では、胆嚢摘出術は、その低侵襲性から腹腔鏡下胆嚢摘出術が、胆道ドレナージは、安全性の面から、十二指腸からアプローチする内視鏡的胆道ドレナージが勧められています。
 胆石症自体の予防は、肥満、高コレステロール血症などの危険因子を予防することですが、無症状の胆嚢結石の場合は、多量の胆汁を必要とする脂っこい料理や大食、胆嚢を収縮させる働きのある生の卵黄など、胆嚢を働かせる食事を避けることで、急性胆嚢炎をある程度防ぐことが可能です。

医師紹介

佐々木医師 佐々木 誠(ささき まこと)
長崎大学 昭和56年卒業
消化器、肝胆膵、内視鏡外科、肛門疾患

・日本外科学会 認定医、専門医、指導医(1997-2012)
・日本消化器外科学会 認定医、専門医、指導医
・日本内視鏡外科学会 技術認定医(2005-2011)
・日本肝胆膵外科学会 名誉指導医
・日本消化器外科学会 消化器がん外科治療認定医
・日本がん治療認定医機構 暫定教育医
・FICS(国際外科学会正会員)
・ICD (Infection Control Doctor)

最も大事な役割は、外科チーム医療の責任者として外来、入院治療の適否、手術の適応や治療全般等についての検討を主導し、当院外科としての方針を決定する事です。特に手術には全例従事致します。


入江医師 入江 真(いりえ まこと)
長崎大学 昭和62年卒業
外科一般、消化器、乳腺疾患、肛門疾患

・日本外科学会 認定医、専門医
・日本消化器外科学会 認定医
・検診マンモグラフィ読影認定医
・日本医師会認定産業医

病院名は大きく変わりましたが、同じ病棟・外来で全く同じ内容の仕事をしています。これまで通りよろしくお願いいたします。


井出医師 井手 達(いで たつし)
長崎大学 平成3年卒業
外科一般、消化器、肛門疾患

・日本外科学会 認定医、専門医
・日本消化器病学会 専門医

長崎大学第二外科出身です。NTT病院から通算して6年目になります。あじさい病院でも精一杯頑張ります。よろしくお願い致します